2011.4月 《書統》 競書課題作品

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さあ!4月になりましたよっ!!

新年度の始まりです。
気持ちを新たに
がんばりたいものですね☆

競書課題も4月から
それぞれ新しい臨書作品に
取り組むことになります。

私も講座生の皆さまと一緒に
チャレンジを続けてまいりますね。

さて、作品のご紹介です。
全て臨書作品です。

写真左上より時計回りに

【楷書】
虞 世南 書  「 孔子廟堂碑 」
『 天下 』

「孔子廟堂碑」は個人的に好きな作品なのですが
なんせ久しぶりの二文字書き!!

もしかして通年2文字なのかしら...

鍛えられますわ☆

【行書】
小野 道風 書 「 屏風土代 」
『 山斎蓄韻 』

小野 道風 そして 「 屏風土代 」については
ワタクシなりの考えを後日レポートさせて
いただきたいなあと思っておりますが

道風さま課題のポイントは
“品格”と“豊満さ”のようです。

どちらとも難儀なコトでございます。

ちょっとやそっと頑張ったぐらいでは...ですもの。

1年後の私の臨書作品
どう変わっていくのでしょうか。

ゆったり書けてるといいんだけどねえ。

【草書】
王 羲之尺牘 「 遊目帖 」
『 省足下別 』

今年も、王 羲之の臨書ができるので
よかったと安堵しています。

しかも、私が条幅作品で臨書している
「 十七帖 」の中の、「 遊目帖 」。

講座生の皆さんと一緒に学べるので
“これまた良し”でございましょう♪♪

【篆書】
金文  「 小臣艅犠尊 」
『 丁子王省 』

「金文」とは、
中国古代の青銅器に鋳込まれた銘文です。

同じ篆書でも、前回の「石鼓文」とは
違ったものです。

基本の書き方は、
「楽しく書きましょう♪」だそうですが

実のトコロ、まだまだそこまでの
余裕がございませんで..

これもまた1年後を楽しみに。
ということにしておきましょう(笑)

さてさて、今までは
作品によって使う筆を変えていたのですが

今回は、4作品全て
同じ筆にて書いてみました。

私としては
1本の筆で、“表現の違い”を
現してみたかったのですが

筆の気持ちになると
連日かなりの枚数につき合わせられて
クタクタで、「勘弁してよ~。」
という感じでしょうね。

少しお休みさせてあげないとね☆

本日、14時より
4月度のレッスンが始まります。

講座生の皆さま
今年度もどうぞよろしくお願いいたします♪♪

                         香之

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