【 作品展総評 】

思い起こせば

講座生の方々の作品を
展示し始めたのは

5年前?
新天町復古堂ギャラリー
香KOUの書展Ⅱからでしょうか。

私の個展の
スペース半分を
講座生の方々の作品展示にしたのが
始まりではないでしょうか。

大濠「 ギャラリー現UTUTU 」を
openしまして

有志
16、17点ぐらいの作品展

特別クラスの
漢詩作品展を経て

今回
30点レベルの作品点を
初めて開催する運びとなりました。

教室開講は
5月で8年目かと思いますが

前にもブログで書きました通り

「 やっとここまで来た。 」という
一言につきません。

思うに
講座生の方々が
書道を続けるということは

思ったほど簡単なことでは
ないかと思います。

みなさん
いろんな事情があり

ご自身だけでなく
家族の状況もありの中で

コツコツと
続けられるというのは
並大抵ではないかと思います。

今回の作品展の
真のご意見を申しますと

やはり
そのような中で
長くコツコツと
続けて来られた方々の作品は

会場内でも
今までの道のりを
しっかりと作品が
語ってくれていました。

その方々が
教室に通い始められた時のこと

薬院「 ギャラリー現UTUTU 」の
ボードに

作品を貼り替えていた時の
ことを思い出していました。

講座生の方々の
成長を見させていただける
ありがたい経験でございます。

今回
初めて出展いただいた方々も
数名いらっしゃいました。

本当に一生懸命
「 作品創り 」に
向き合っていらっしゃいました。

私は
それを見ていて
とても羨ましく思いました。

一人で真夜中に墨を擦って
時間を費やして作品創りを
していたころを思い出しました。

「 爐 」ができる
まだ前の頃です。

同じ人間が書いても
その時その感情その墨色etc..

書は
全く同じものができない
「 本物 」です。

その作品の意図は
作家にしかわかりません。

皆様方には
「 その時 」にしかできない
作品創りをこれからも
楽しんでいただきたく思います。

これから
私が伝え残していけることは

作品の創り方だけでなく

「 作品展 」の創り方かと
思います。

講座生の中で
師範を取得され
生徒さんたちに指導される方に

「 作品展開催 」を
企画運営できるように
背中を見せていきたく思います。

おかげさまで
書家活動10年の中で

国内外にて
数回個展開催させていただきました。

額装担当の方の
お力添えをいただき

プロのコーデイネーターに
頼らず、自分でプロデユース
することができました。

恵まれた
書家人生だと思います。

せっかくの経験を
アトリエ香書道教室の
講座生の方々に
受け継いでいきたく思います。

それから最後に

「 書作展作品鑑賞マナー 」

書作展会場での
作品鑑賞のマナー。

これは
通常の教室でのマナー

社会性のマナーにも
合い通じることでしょう。

私の中では、ここまでできて
初めて作品展が成功と
言えるかと思います。

これらのマナーもまた
作品に現れてまいります(自戒)

今後
講座生全体(有志)の書作展は、

この時期、年に1回の
(特別クラスは漢詩条幅あり)
予定でございます。

来年
2018年3月に向けての
スタートいたしておりますよ

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